FC2ブログ

2018-11

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Color of Life - 2016.03.28 Mon

ニューミュージカル Color of Life
東京芸術劇場 シアターイースト (池袋) 19:00開演 N列4番 \8,500-

作・演出:石丸さち子
作曲・編曲:伊藤靖浩
出演:上口耕平×AKANE LIV(Wキャスト)
    鈴木勝吾×はねゆり(Wキャスト)



最近、観劇熱があがっているので、チラシ持ち帰り&チェックをしてると
「ん?」って何かに引っかかるチラシが時々、見つかる。
たしか、パラノイア★サーカスを見に行った時に見つけたこの公演のチラシ。
パラノイアで鈴木勝吾くんが気になったっていうのもあるんだけど
大口あけて笑ってる男性にもたれ掛かるようにくっついてる女性の
その印象的な写真に惹かれて、興味が湧いてチケットとってみた。

演者がたった2人だけのミュージカルって、一体どんなの?って興味津々。

以下、感想とかアフタートークの内容だとか、つれづれ・・・。
※ネタバレありなのでご注意ください!

同性の恋人を失ったばかりの女と、3.11以来、絵が描けなくなった画家の男。
この2人が出会って、惹かれあって、3ヶ月間一緒に生活して・・・・・そして、その結末は?
というのが、ざっくりとしたあらすじ。

こうやって書くと筋としては、あんまり複雑なところはなくて
この舞台のテーマである「出会い」のお話が、本当にシンプルに描かれてる。
登場人物の根底設定が、多少一般的ではないマイノリティな部分もあるけど
まぁ、絶対にいないって人物設定ではないし、お話の舞台が日本じゃなくて
ニューヨークといわれると、あーわかるわかるって感じ。

楽曲がすごくシンプルな歌詞で直接的な表現だからこそ
1つ1つの言葉を丁寧に歌われてる気がして、だからこそこっちも
丁寧に1語1語を大切に聴きたいなぁ~って思わされた。
一言一句、聴き逃すのが惜しい、もったいないって感じ。

ミュージカルなので全編歌いっぱなしだし、多少お芝居の部分もあるけど
説明的な内容についても歌って展開するので、ミュージカル畑の中でも
歌が上手い人がキャストじゃないと厳しいだろうなぁ・・・と。
やってる演者は本当に大変だと思う。たった2人でずっと出ずっぱりだから。

キャスティングされた俳優さん個々の個性もそうだけど
2人のペア相性で、すごく色んな見え方、聞き方ができる戯曲だと思うので
色んなキャスティングで見たくなるような舞台だった。
今回見たのは上口耕平さん&AKANE LIVさんペアだったんだけど
(この2人が載ってるチラシを見て気になったので、こっちにした)
ちょっと鈴木勝吾くん&はねゆりさんペアも見たくなった。
(チケ代があと3000円安かったら見るのになぁ・・・)
あたしが見た、あの舞台の、あの世界というか空気は
上口さん&AKANEさんのペアにしか作れない色だと思うし
まったく同じ演出では、絶対に勝吾くん&はねちゃんの
フレッシュな若い2人には似合うはずがないので
同じ戯曲でも全然違うものになってるのが容易に想像つく。
アフタートークショーでまったく同じようなことを演出の
石丸さんが話しててすごく納得いっちゃった。

他の人たちがやれば、また違う色にしかならないと思うので
できればずっと長く色んな人に演じてもらいたいな。
私的に、男(和也)役は、ミュージカル界の王子であるよちおがやるの見たいなぁ~
それだと相手誰になるだろ・・・とか、いろいろ妄想が膨らむ(笑)

今回のキャストについて。

AKANEさん、初めてこの人の舞台を見たんだけど、すごい好きになった。
歌も芝居も立ち姿も全てが芯が一本通ってて真っ直ぐで。
全てにおいて自分の好みなんだけど、特に歌い方と声が超好み。
今回のレイチェルというキャラクターは、結構くせのあるキャラだと思うんだけど
それを、嫌味なく自分に正直な素直な人として演じれるというのは
稀有な女優さんじゃないかなって思った。

上口耕平さん、優しい甘い声と甘いマスクで、AKANEさんとの相性◎。
気づいてなかったけど、7月公演でチケットとった「天使にラブソングを」に
出演されるということで、俄然、そっちも見るのが楽しみになった。
全然関係ないが、この日、会場の池袋からの直通入口で、あたしが去年から
だだハマリしている劇団プレステージのリーダー今井さんにすれ違った。
今ちー、こっち見るのかな?隣(ウェスト)見るのかな?って気になってたら
どうやら上口さんと高校の同級生で、こっち見てたらしい。
今ちーの交友関係の繋がりが意外すぎる。驚き。

芝居の中で気になったこと。台詞など。

一番好きな映画は、「あなたが寝てる間に」 だっていうシーン。
あれはラブストーリーじゃなくてホーム、ファミリーの話だって感じの台詞。
あれぇ~?そんなんだったっけ?って気になって思い出したいのだけど
全然、映画が思い出せないので、今度見返したい。

白いキャンパスに色がついていく様を表現するシンプルな舞台美術と小道具が◎。
基本、白の世界(舞台)から、段々と色がついていってカラフルになっていって
再び白いキャンバスに急激に戻って。そして、ここからまた・・・っていう流れ。
本当にシンプルなテーマがすんなり響いてくる。
白いキャンバスがベースにあるのって、心が洗濯された気分になって好き。

停電の夜に・・・のシチュエーションと、ラピスラズリの夜空のシーン。
薄暗がりのラピスラズリの夜空に、ロウソクの炎のオレンジだけの照明。
ベタだけど、このカラーセンス大好きだ。

楽曲について。
「OUR TIME OUR LIGHT」って歌。気に入った。面白い曲。
歴史を刻む数字部分を淡々と歌っているところ。
最初、何言ってるのかさっぱりで意味不明だったんだけど
ずっと聞いてるとリフレインされてきて、過去も現在も未来も時間がぐるぐる
常にまわり続けているっていうのが頭に響いてきて面白かった。

トークショーの内容で印象的だったこと。

演出の石丸さん、レイチェル役AKANEさんから。
AKANEさんに、当てがきしたんですか?ってよく言われるぐらい
観客には、レイチェルとAKANEさんがオーバーラップしてるみたい・・・云々。
だけど、全然、素はレイチェルじゃないよね~と、石丸さん。
ハーフって設定は同じなので、最初は「あ、ちょっと似てる」って思ってたんだけど
稽古をしてるうちに、どんどん感覚や考え方が違う部分が見えてきて
今だと、ぜんぜん違うかなぁ~って思ってる、とAKANEさん。
石丸さんに演出をつけてもらっている時に『AKANEさんは超日本人』って
言われたので、似てる部分もあるのだけど、多分、根本のところは違うと思う・・・とな。
当てがきと言われるほど、役柄にはまってるAKANEさんの力量がすごい。

上口さんから、和也という役柄について。
和也(役柄)は絵を描いているという部分で自分と共通点があって
自分と似ていると思ってスタートしたけど、稽古が終わって本番となった今、
和也は自分と全然似てないし、僕より男っぽいなって思う。

このミュージカルは3週間で作って、オフオフのブロードウェイに乗せるために
自分であれもこれもやんなくちゃいけなくて・・・って件を
具体的にかつ早口で捲し立てるように石丸さんが事細かく説明。
あまりの普通おばちゃん風味に(→この言い方、失礼だよねw・・・・スイマセン。
でも、いい意味でとってもらいたい。気さくな物怖じしなくて話しかけやすい感じ。)
すごく驚いた。 戯曲の感じから、もっとアーティスティックな
孤高の表現者(?笑)みたいな人が作ったイメージだったから。
演出家のイメージぶっ壊れたw

キャストのお2人(上口さん・AKANEさん)より。
初日の稽古で、楽曲練習とか演出つけながらのスタートかと思いきや
いきなり、何も言われず「ハイ、どうぞ!」って丸投げされて焦った。
けど、ちゃんとそれなりに歌って話進めてって練習できたよね~と。
いきなりの本チャン稽古に適応できる2人が流石だなぁ。

初日に芝居を(演出家が)止めたってハプニング。
急病人が出たということで芝居を続けられるような状態じゃなかったらしく
申し訳ないけど芝居ストップして再開ってことをさせてもらったと石丸さんから。
それでも再開時には、きちんと芝居の世界に皆が戻ってきてくれて
本当にありがたかったし、観客も含めて暖かい空気が嬉しかったとかなんとか。

(以下、上のハプニングに対する私的意見(かなり辛目))
トークショーで、わざわざ言う内容か?っていう違和感。
んー、観客にとって、本番で芝居が止まるっていうのは、どうなんだろ?
その場に居合わせなかったので、雰囲気とか全くわからず戯言いうけど
あたしの中では、本番が始まったら舞台に立ってる人に全て委ねるのが
演出家じゃないかなぁと思うので、本番でストップの声かけたっていうのは
出張ってきた演出家、どうなの?っていう気持ちが結構強い。
話っぷり的に、暖かい観客に恵まれて感謝ってことが言いたかったのだろうが
正直、赤の他人の事情で、本番なのに練習みたいな演出家のストップ発声って
私的には歓迎しないなぁ。
そりゃ、再開時は流れが止まったってついていくしかないから入り込もうとはするし
わざわざ「金かえせ!」とまでは言わないでしょ、常識的に。
それに対して感謝とか言われても「はぁ・・・(ポカーン)」ってなりそう。
その場のハプニングって、ことの大小はあれど、舞台上の人(キャスト)が
ハプニングも含めて上手く流れで処理してくれているのを何回か経験しているので
それを裏方がつぶしてる感じも否めない。 まぁ、私的なグチグチ。
これに対する石丸さんの感謝感謝っていう話しっぷりが違和感だっただけ。

物販。パンフのみ。2000円也。
ページ数は少ないので(役者の数が極端に少ないんだから当然といえば当然)
もうちょいお安くてもいいんじゃないの?と思える程度の内容。
あんまりインタビューとか読み物的なページは少なくて、写真が主でした。

総じて大変満足なミュージカルでした。ストレートの芝居ではなくて
ミュージカルであることが、この舞台を色とりどりにさせているので
是非、歌える俳優さんが、色々やってほしいなぁ~と思う。

<関連LINK>
キティエンターテイメント・プレゼンツ Color of Life
http://coloroflife-musical.com/

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://yaako1223.blog122.fc2.com/tb.php/2103-cd498eb1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

猟銃 «  | BLOG TOP |  » イシノマキにいた時間

プロフィール

kimi@やあこ

Author:kimi@やあこ
.
「ちょっと立ち止まってみて」

プロフィール画像は2011年に
旅行したモロッコにて。
アラビア語の"STOP"標識。

------------------------
place: Tokyo
sex: femail
hobby: theatergoing
blood type: O
holescope: Capricorn

アクセスカウンター

カテゴリー

最新の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード ~ひぽつぶ~

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。